【妄想レビュー】BOOK『4歳になる前にすべき7つのこと』

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妄想レビュー – BOOK 『4歳になる前にすべき7つのこと』

帯には「あなたがまだ3歳なら間に合います。2歳ならぜんぜんオッケーです」とある。

いったい何に間に合うのか、ぜんぜんオッケーなのかは書かれていない。

著者の久保暇 佐比郎(くぼひま さひろう)は現在47歳ということだが、あとがきで、「この本のアイデアは、私が4歳の誕生日を迎える2日前に突然ひらめいた」と言っている。

なぜ今になって本にすることになったのかについては、「テキストとしてまとめるのに40年以上かかってしまった」とあとがきに記されている。

さて、肝心の内容だが、あえて全部書いてしまおうと思う。
・ともだちをつくろう
・ごはんをたべよう
・おかねをたいせつにしよう
・くつをはいてそとをあるこう

普通である。

・あさおきたらめをあけよう
・めむるときはめをとじよう
・いきをはいたらすおう

意味不明である。

そして最後が、
・らいねんすべきことをかんがえよう

あれ、8つある。

これはどういうことだろう。

読み終わった私は、ある問いが頭に浮かんだ。

これはもしかして何かのメッセージなのではないかと。

一見簡単に思えるその「すべき」ことも、実は生きるとはなんなのか、人生の意味そのものを問うているのではないかと。

子供が持つ純真さはまさに世界を明るく照らす道しるべである。

というわけで、読者の年齢を問わず、本書を読んでみることをお勧めしたい。

ただし全部が平仮名で書かれているからとても読みにくいですよ。


※妄想レビュー:この世に存在しない様々なコンテンツを完全な妄想でレビューしています。