【名古屋探索】夢とせつなさを探して(鶴舞編2)

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※この記事は2019年3月に発行した私のフリーペーパー『yumetuna(ユメツナ)vol.6』のコンテンツです。最近行った内容ではないので、ご了承ください。

前回の記事はこちら。

いよいよ鶴舞公園の中へ

鶴舞公園正面入口

さて鶴舞公園に入ります。人はそれほど多くありませんが、意外と一人で歩いている人がいます。

この鶴舞公園は、名古屋で最初に整備された公園だそうです。

さて、鶴舞公園の「鶴舞」は「つるま」と呼びます。

鶴舞公園は「つるまこうえん」、駅名の鶴舞は「つるまい」です。

なぜ鶴舞に「つるまい」と「つるま」の二つの読み方があるかは分かりません(私、すぐに答えを知りたくないタイプでして、ネットで検索したりあんまりしないのです)。

鶴舞公園案内図
鶴舞公園案内図

案内板で、公園内の施設を確認して、左手へ歩いていきます。奥に薄い茶色の建物が見えてきました

名古屋市公会堂
名古屋市公会堂

名古屋市公会堂という建物です。

名古屋市公会堂
名古屋市公会堂

私の中学・高校時代は洋楽ブームがありまして、とりわけハードロックとかヘビーメタルというジャンルが流行っていました。

クラスの中でもけっこうな人が聴いていました(特に男子)。

当時のコンサートチケット

で、当時海外からバンドが来日すると、ここ名古屋市公会堂でもコンサートが開催されて、私も何度か行ったことがあります。懐かしいです。

私は小学生のときにステレオを買ってもらい、中学でギターを買ってもらい、音楽へはまっていきました。

高校でバンドを組んで、大学でドラムを始めて、社会人になってもバンドを続けていました。

腰を痛めてブランクが空きましたが、最近またバンドを始めていて、本当に音楽無しの人生は考えられないです。今もなんとか(?)生きていられるのも、音楽のおかげな気がしています。

工事中でした

建物の方に近づいてみると、工事中でした。工事の柵の先に見える公会堂は、自分のイメージより大きな建物でした。記憶はあてになりませんね。中に入ってみたいなと思いました。

鶴舞公園内
何故かくまモン

公会堂の横を抜けて、公園の中心エリアへ向かいます。緑も多く気持ちいいです。

噴水

洋風な建築物や純和風な建物、噴水塔など、公園のコンセプトがわからず戸惑いを覚えるかもしれませんが、私はワクワクしています。

きっと東京ディズニーシーとか、ユニバーサルスタジオジャパンとかへ行くとこんな感じなのではないでしょうか(比較がちょっと不適当ですね)。

鶴舞公園でやることを思い出して(ポケモンアプリです)

なぞの木

ああ、ここまで来て、思い出したことがあります。

Pokemon GOです。

ご存知ない方に説明しますと、このスマホのゲームアプリはAR(拡張現実)という技術を使っていて、現実世界(カメラから見た前方の景色)の中に、ポケットなモンスターが重なって表示されます。

で、その現れたモンスターを捕まえる。でも私が説明できるのはここまで。

私、ポケットなモンスターを集める以外のゴールが分かっていません

あえて、調べずここ鶴舞公園へ来ています。

ポケットなモンスターと「な」を入れて呼ぶのは、ただ言葉の調子で楽しんでいるだけです。

まずアプリを起動します。

ポケモンGOの画面

おおっ、家の中で見た画面と違って、賑やかです。色々なマークが見えています。

とりあえず、ポケットなモンスターが目の前にいましたので、捕まえてみます。

は、恥ずかしいっ……。

捕まえるには、画面内の赤いボールを指でモンスターにぶつけるのですが、公園の真ん中で、スマホの画面を勢いよく指でなぞるのはとても恥ずかしいですね。

そういえば、最初に公園に入った時に、意外と一人で歩いている人がいるなと思ったのですが、観察してみると、どうやらPokemon GOをやっているようです。

説明し忘れていましたが、ここ鶴舞公園は、「ポケモンの聖地」と呼ばれているそうです。今回そのことを確かめに来たのですが、こうして今も人が来ているところをみると、聖地健在ってことなのでしょう。

ただ問題は、肝心の私が、聖地であるこの場所のすごさがピンと来ていないこと。

ちゃんとゲームの目的というか、楽しみを知らずにここにやってきたのがいけなかったですね。

今から調べる気もありませんので、頭の中で現実世界を拡張して、公園の中にモンスターがたくさん歩いている様子を思い浮かべてみます

モンスターが僕の方を見て、首をひねっています。遠巻きに私を観察しているモンスターたちもいます。みんな私のことを知りたがっているのかもしれません。

考えてみれば人間も、それぞれに個性や考えがあって、それを知ることで、話が合うとか、友達になれそうとか、そんなつながりを求めている気がします。

気の合う仲間が増えていく。

そのファーストステップは相手を知るということですね。

今回、外でスマホゲームを初めてやってみましたが、とても恥ずかしかったです。

自分の年齢の問題か世間体を意識してしまうのか、知っている人がいるわけでもないのに色々考えてしまいました。

今回は夢とせつなさというよりも、懐かしさと恥ずかしさを見つけたものになりました。

以上です。

※鶴舞公園は2023年春にリニューアル予定です(鶴舞公園のサイト情報はこちらから)。