【妄想レビュー】SHOP『砂場書店』

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【妄想レビュー】SHOP『砂場書店』

中区の川之中商店街に個性的な書店がオープンした。おしゃれなカフェのような佇まいの外観が、シャッターの閉まった商店街の中で異彩を放っている。

店に入ると、目の前には大きな円形の砂場がある。レジの横に、スチールの棚があり、バケツとスコップが並んている。店長に指示されて、バケツとスコップを受け取り、砂場の中へ入る。

店長が指差した砂場の中央あたりを掘ると、黄色い紙が出てきた。POP(本を説明する紙)だ。そのPOPを読み、気に入れば、さらに砂を掘りすすめることで本が現れる。

「本は出会いだからね」と、店長は無邪気な目配せをした。

子供の頃、近くの公園の砂場で、誰かが埋めたおもちゃを見つけたときのことを思い出した。

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※妄想レビュー: この世に存在しない様々なコンテンツを完全な妄想でレビューしています。