30歳を過ぎてからのアルバイトでパワーをめっちゃもらってた話

日々のできごと、思うこと

実は私は30歳を過ぎてから、日雇いも含め多くのアルバイトを経験しています。

脱サラ(今使わない言葉かな)して、雑貨屋さんをしていたころのこと。

時効だから言いますと、雑貨屋時代お金が本当になくて、お店を閉めてからとか開ける前とかにアルバイトしてたことがありました(アルバイトだけでなく派遣会社に登録してたものも含む)。


どんなアルバイトかというと
・国土交通省入札システムのPC設定
・写真立て、卓上ミラー、小物ボックスなどの製作
・電子センサーの検品(高校の同級生に遭遇)
・某個人情報の電子データベース化(役所へ入り浸り)
・名古屋ドームの清掃(ポテトは床にこぼすもの)
・深夜のパン工場(サイバーパンク映画の中みたい)
・健康飲料水通販の電話受付(一度も電話取らず)
など。

ひとつひとつ面白かったり変だったり、エピソード満載なのですが、
今回話したいのは、そのバイトで一緒に働いていた方の中に、年齢の高い方が結構いたこと。

年齢が高いというのは60代〜70代。

例えば深夜のパンの工場のアルバイトでは、
メロンパンのメロン部分?(表面のところです)をパン生地を包む作業をおじいちゃんがやってました(おじいちゃんは言い過ぎかな)。

なんとあれ、人間が手でコロコロ包んでいたんです。

丸い本体に、平べったくした表面を重ねて、丸める包む。

ベルトコンベアのラインに陣取ったベテランおじいちゃん二人が、まるでダンスを踊るような動きでコロコロと丸めていました。

コロコロコロコロコロコロロ

何百個と丸めるんです。すごかったです。

また早朝の名古屋ドームの清掃をやったときは、シートを延々と拭いていく作業で、60歳は過ぎている女性の方が数名いました。

私と一緒に、いや私よりてきぱきとシートを拭いていました。

すごいですよね。すごいんです皆さん。

そんな皆さん、作業自体には慣れているようでしたが、当時30代の自分でも結構ハードだった仕事を同じようにやっている姿に、本当に感心していました。

働かないといけない状況だから働いていたのだと思いますが、なんだか勝手にパワーをもらっていました。


皆さん、にこやかでしたし。

にこやかってほんと大事ですよね(会社にいるとよくそう思う)。

とにかく働かないと、いやお金がないと生きていけない現代のこの状況が決して良いとは思えませんが、とはいえこの先も頑張って働いて、生きられるところまで生きていきたいと思います。

何の宣言???

10年後、20年後、自分はいったい何してるんでしょうね。