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【妄想レビュー】 BOOK 『気長に作ろう!』

時間がかかる料理だけを集めた料理本。材料となる野菜のうち半分は、まだこの世に存在していない新種。つまり、その新種の野菜を開発するところから料理が始まる。著者自体まだ材料の開発に成功していないため、味は不明だ。
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【妄想レビュー】 BOOK 『時間は大切』

どのページを開いてもまったく同じ内容が見開きでまとめられている。本は飛ばし読みで十分という、著者の信念がストレートに伝わってくる良作。同じ内容だから飛ばし読みの必要がないことに著者が気づいているのかは不明。 『時間は大切』 栗かえぞ...
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【妄想レビュー】 BOOK 『こんちには人間不振』

ページを開くとすぐ誤字に気づく。その後も誤字や脱字が目に入ってくる。気になって仕方がない。しかし、実はその誤字脱字を集めてつなげると、別の物語が浮き出てくる。パズル業界でブームになった迷著。 『こんちには人間不振』町賀えたろうえへ出...
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【妄想レビュー】 MUSIC 『ローソク足』

株価チャートを音符に見立てて曲を作るという曲作りを発明した、ヤマナシタカシが率いるダンスロックバンドのセカンドアルバム。株価の上がり下がりに呼応するメロディーが、脳裏に札束をちらつかせ、欲望の上がり下がりも激しくなる。 『ローソク足...
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【妄想レビュー】 MUSIC 『クリーンスクリーン』

ノイズキャンセル機能のついたヘッドフォンで聴くと、ノイズしか聞こえなくなる謎曲がバズったアイスルノーゼのファーストアルバム。ノイズの件、当人はまったくそのつもりではなかったとのことで謎は深まるばかりだ。   『クリーンスクリーン』ア...
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【妄想レビュー】 PRODUCTS IoT味噌汁吸引機『シースルーズル』

以前紹介した、食べ物を口まで運んでくれるお箸『パシリー』、お茶碗の中のご飯をすくって口まで運んでくれる『チャーリン1』に続く三つ目のIoT製品を紹介する。 製品の名は『シースルーズル』と言う。味噌汁を手を使わず飲むことがで...
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【妄想レビュー】 PRODUCTS IoTお茶碗『チャーリン1(ワン)』

前回紹介したIoT割り箸『パシリー』を覚えているだろうか。 IoT割り箸『パシリー』 今回紹介するIoTお茶碗『チャーリン1』は『パシリー』とセットで利用することを想定した製品である。 賢明な読者ならもうお気づき...
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【妄想レビュー】 PRODUCTS IoT割り箸『パシリー』

IoTという言葉をご存知だろうか? 「Internet of Things」の頭文字を取ったもので、モノのインターネットと訳される。人から家庭、店舗や工場など、あらゆる場所にあるあらゆるモノがインターネットにつながって何かをしている...
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【妄想レビュー】 SHOP『砂場書店』

妄想レビュー SHOP『砂場書店』 中区の川之中商店街に個性的な書店がオープンした。おしゃれなカフェのような佇まいの外観が、シャッターの閉まった商店街の中で異彩を放っている。 店に入ると、目の前には大きな円形の砂場があ...
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【妄想レビュー】 MUSIC 『さあ、いこう』

ボーカルのタカニシの親が、おにぎりに意味不明な具材を入れていたのがバンド名の由来。 ドラムが一切リズムを刻まない独特の浮遊感に、ドラムの人ってライブの時、座っているだけなのかな?とライブへの期待が高まる一枚。 『さあ、...
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【妄想レビュー】 MUSIC 『シタラワイヤー』

すべての楽器がアコースティックなのに、ブロックチェーン技術を使っているという謎のバンド。セキュリティ対策万全なアンビエントミュージックに絶対的な安心感を感じるはずだ。 『シタラワイヤー』カモシタラワイヤレス Cisum Music ...
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【妄想レビュー】 MUSIC 『男吐息』

竹下通りでストリートライブをして人気に火がつき、演歌界に飛び込んだ新人歌手。澄んだハイトーンで握りこぶしをぐるぐるまわす独自の歌唱法。歌にこぶしは回らない。だが、握りこぶしはぐるぐる回る。もしや、こぶしを知らない?。 『男吐...
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【妄想レビュー】 絵本『え、ほん?』

本というものを知らないこどもに、『え、ほん?』という絵本を見せて本が何かを伝えるストーリー。つまり絵本の中で、この絵本の内容を紹介しているため、紹介しようとする説明までマトリョーシカ的になってきてしまうのだ。 『え、ほん?』...
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【妄想レビュー】 雑誌『週刊隔週(カクシュウ)』

1週間分のネタを5回に分けて隔週で発行する週刊誌が現れた。購入者が自分で製本していく仕様らしいが、後半の発行時にはネタが古くなってしまうのが難点だ。本当は『隔週刊週』だと思うのだが。 雑誌『週刊隔週(カクシュウ)』ツキイチ出版社 /...
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【妄想レビュー】 BOOK 『誰でも起業できる唯一の方法』

本の巻末に付いている往復葉書に名前を書いて送ると、誰でも思いつくようなアドバイスと、「◯◯さん、あなたはこれで起業した」と書いて返送されてくる。得られるものは何もない希少本。 『誰でも起業できる唯一の方法』 木々尾靖 貝社 / 82...
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